元町の「maware gallery」(横浜市中区元町2)で4月29日から、新しい自転車の楽しみ方を提案するイベント「花と自転車」展が行われる。
maware galleryは、自転車をライフスタイルとして楽しむことを提案するコンセプトギャラリー。オーダーメードによる手縫いの革鞄(かばん)や小物などを製作する「横浜手縫い鞄 片岡」による運営で、自転車乗りのレザーブランド「maware」や「rhythm」の自転車用革アイテムをはじめ、自転車とアート、サイクルインテリアなどをテーマに商品の展示・販売を行っている。
今回の展示は、同ギャラリーのオープン1周年を記念して実施するもの。春らしく自然を感じる花や、天然素材である革と自転車を組み合わせることにより、乗るだけでなく保管する際の「インテリアとしての自転車」の楽しみを提案する。
約10坪のギャラリー内に展示されるのは、花と革でデコレーションされた自転車やフレームのほか、花と自転車を題材とした写真、革サドルでできたソファなどの作品20点以上。また、花や自然と自転車がテーマの映像上映や、自転車にまつわる書籍の紹介なども予定している。
「横浜手縫い鞄 片岡」代表で、展示する作品も手掛けた片岡好博さんは「当ギャラリーでは、販売や修理を手掛ける自転車屋さんではフォローしきれない『自転車を買った後の楽しみ』の提案に力を入れています。今回の展示は、保管に困る自転車をインテリアとして楽しむことで、『乗らない時の自転車の楽しみ』を新たに発信できればと思い、開催に至りました。これから自転車を楽しみたいという方はもちろん、普段からスポーツ自転車に乗っている方などもぜひ気軽に足を運んでいただければ」と話す。
営業時間は12時~18時、入場無料。展示は5月8日まで。展示期間中は無休(通常は月曜定休)。