元町ショッピングストリート(横浜市中区元町)で6月5日、レッドブル・レーシングによる日本初のF1マシン公道ショーラン(デモンストレーション走行)が行われる。
「Red Bull Energy for Japan」と題して行われる今回のデモ走行は、東日本大震災の発生を受け、飲料メーカーのレッドブルが復興支援の一環として実施する。レッドブル・レーシングは2005年からF1レースに参戦しているレーシングチームで、2010年にはコンストラクターズ(チーム)チャンピオンとドライバーズチャンピオンのダブルタイトルを獲得した。
当日は、同チームのマシンが元町ショッピングストリート内の公道をJR石川町駅側から元町中華街駅方面に向かって約500メートル走行。ドライバーはレッドブル・レーシングジュニアチームであるスクーデリア・トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミさんが務める。協力は協同組合元町SS会。
レッドブル・レーシングによると、同チームはこれまで国内では浅草寺境内や大阪城公園内などでショーランを実施してきたが、日本の公道でF1マシンが走行するのは今回が初めてだという。
会場では「Red Bull Energy for Japan」をテーマとした日本限定のチャリティーTシャツも販売。収益は震災復興のために寄付が行われる。
レッドブル・ジャパンの担当者は「弊社と横浜とはこれまでのイベントなどでもつながりがあり、日本の震災復興への願いもあって今回のショーランが実現しました。復興に向けて、レッドブルのエナジーを少しでもお届けできれば」と話す。
ショーランは9時スタート。観覧無料、荒天時は中止の場合あり。