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横浜公園で「開港記念バザー」-被災地から移動販売トレーラーも

移動販売トレーラー「HAKOBO」が茨城県取手市から出店する

移動販売トレーラー「HAKOBO」が茨城県取手市から出店する

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 横浜公園(横浜市中区横浜公園)で5月31日より、横浜開港を記念する恒例行事「第80回横浜開港記念バザー」が開催される。

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 同バザーは、1920年から横浜の開港を記念する「横浜みなと祭り」の一環として行われており、横浜の初夏を彩る風物詩として親しまれている。福祉の増進、緑化への寄与を目的とし、参加者から集めるチャリティー寄付を社会福祉事業や市内緑化関連の整備資金などに役立てる。今年は東日本大震災復興チャリティーとして開催する。昨年の動員数は7日間で74万1,290人。

 会場には、衣料品や雑貨、陶器、海産品の出店ほか、水源地域の特産品「やまなみグッズ」など地元かながわの物産品をあつめた「かながわ物産展」、横浜市内の植木商が草花の苗木や盆栽、庭木等の販売をする「植木市コーナー」、「縁日コーナー」など約200店舗のブースが並ぶ。

 今年はチャリティー販売車として、茨城の取手市から新鮮な野菜や米を届ける移動販売トレーラー「HAKOBO」も出店。会期中は、横浜市西区出身のジャグリングトリオ「桔梗ブラザーズ」、バルーンおやじ、中国雑技芸術団がパフォーマンスを披露する。

 会場の本部受付では、東日本大震災の復興に向けた義援金を募る。

 横浜開港記念バザー実行委員会は「例年、市内緑化関連の整備資金に寄付している出店者からの寄付金を、今年は震災復興チャリティー募金に充てます。6月5日には、宮城県気仙沼から『浪板虎舞』が登場し、『虎は千里往って千里還る』の故事にならい海洋に出漁している家人の無事寄港と大漁祈願を願って踊ります。本来は太神楽の獅子舞が虎に代わったもので、浪板虎舞は、三陸沿岸に多く伝承されている虎舞と同系統で、虎は3人がふんし、打ち囃子に合わせて、あやし手の虎バカシがつき演舞するなど芸態に特色があります」と話す。

 開催時間は10時~19時。6月6日まで。

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