洋菓子製造販売の「ありあけ」(横浜市中区日本大通36)は、ワッフルラスク「濱の赤煉瓦」を販売している。
同商品は、横浜赤レンガ倉庫・創建100周年を記念して作られた「ありあけ」の新商品。香ばしいサクッとした食感が特徴で、赤レンガ倉庫の煉瓦(れんが)に見立てたキャラメル風味に仕上がっている。
価格は9個入り735円。販売店舗は、ありあけハーバーズムーン本店、横浜赤レンガ倉庫 Yokohama's shop、そごう横浜店、Y’sハーバータカシマヤ フードメゾン新横浜店ほか。
ありあけ広報室の中倉小百合さんは「横浜のお土産にピッタリのワッフルラスクは、好評のため店舗を拡大して販売しています。赤煉瓦のようにじっくりと焼き上げることで生み出した、ワッフルラスクの絶妙なサクサク感をお楽しみいただければ」と話す。
今年4月26日に復活10周年を迎えた横浜銘菓「ありあけ」は、東日本大震災に伴う復興支援活動を企画。岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」には現在、津波に耐えた1本の松が奇跡的に残っている。同社は、この1本松と関東大震災などをくぐり抜けた横浜の「玉楠(たまくす)の木」に「復活=復興」のイメージを重ね、玉楠の苗木1株を「横浜の復活の樹」として同市に贈った。
同社は2012年4月25日まで、ハーバー対象商品1個の販売につき1円を被災地に寄付する「復活の絆をつなごうキャンペーン」を実施している。