横浜市中区の関内エリアで6月25日、500人の男女でグルメと出会いを楽しむ合コンイベント「関内・濱コン」が開催された。
同イベントは、「横濱を愛する日本中の人、濱コンへ集合」をテーマに、「バラエティー豊かな濱のグルメ」と「そこにある出会いを楽しむ」ことをコンセプトにした地域活性化イベント。関内まちづくり振興会と関内中央振興会の協力により、横浜出身の若手メンバーで構成された「濱コン事務局」が運営した。
当日は20歳以上の男女500人が「横浜国際ビル」1階駐車場(横浜市中区尾上町3)に集合。男性6,500円、女性3,500円の参加費を払った参加者には、リストバンドと地図が渡され、関内エリアの15のレストラン、バー、居酒屋などの飲食店を4時間自由に回遊しながら、新しい出会いを探した。
参加飲食店は、かつて俳優の松田優作さんも通っていた老舗イタリアンレストラン「オリヂナル ジョーズ」(中区相生町3)をはじめ、関東だきおでんや串焼きを提供する居酒屋「関内 喜びの里」(中区港町3)、1967年創業のレトロな食堂「山田ホームレストラン」(中区相生町3)、魚介や海鮮料理を提供する「北海道オホーツク美幌食堂」(中区南仲通1)、「カリブの海賊の陣地」をコンセプトにした屋上バー「The Bar Tenmar」(中区相生町2)など。
参加者の大半は横浜市在住。千葉県勝浦市から訪れた女性もいたという。「食事が楽しめる上に、プレゼントまで当たる」と気軽に参加した女性もいれば、「8人の女性から連絡先を聞いた」という血気盛んな男性など、多くの参加者がそれぞれの楽しみ方を見つけていた。
濱コン事務局代表の渡邉大輔さんは「思っていた以上に好評でした。人と人がつながるイベントになったと思います。次回は店舗やボランティア、参加者の数を増やし、より大きなイベントにしていければと思っています」と語った。
地域活性化と出会いを目的とした数百人~千人規模の合コンイベントは、これまでに、宇都宮市の「宮コン」、前橋市の「前コン」、吉祥寺の「都コン」など全国で行われており、話題になっている。次回の濱コンは9月24日に開催を予定している。