横浜市中央卸売市場本場(横浜市神奈川区山内町1)で7月23日、親子で魚のおいしさを学ぶ「市場体験 & 親子料理教室」が開催される。
同教室は、中央卸売市場が魚食普及と水産物の消費促進を目的に行っている夏休み恒例の講座事業。当日は、水産物部の理解が深まる市場体験プログラムとともに、魚を使った料理教室を実施する。
市場体験プログラムでは、市場に搬入された魚を実際に見て、魚が保管されているマイナス40度の冷蔵庫棟を見学・体験することができる。
料理教室では、「手まり寿司」と「アジのソテー ヴィネガー風味」を調理し、試食する。講師を務めるのは、料理研究家・フードコーティネーターの沢田けんじさん(料理教室ミルハウス主宰)。メニューは予定のため、変更する場合もある。
横浜市中央卸売市場の河本和彦さんは「横浜市中央卸売市場では、若い世代の方に、お魚のことをもっと知っていただき、たくさん食べていただけるよう、この市場体験&親子料理教室を行っています。今回の料理教室では、調理のプロが子どもに分かりやすく説明するほか、多少の時間をとって、お魚マイスターが魚のさばきかたのコツなどを伝授する予定です」と話す。
会場は同市場本場センタービル3階の調理室・見学者コーナー。開催時間は8時30分~13時30分。応募条件は、横浜市在住・在学の児童・生徒(小学5年生から中学3年生)とその親。定員は20組40人。参加費用は1組500円で、当日現金で支払う。締切は6月30日、応募多数時は抽選。申込み・詳細はホームページで。
横浜市中央卸売市場は、1931年に全国で3番目、東日本では最初の中央卸売市場として現在の神奈川区山内町に開設。青果や水産物、鶏卵などを取り扱っており、水産物部では、毎月第1・第3土曜に魚食普及への取り組みとして、地域交流事業「ハマの市場を楽しもう!」を実施。お魚マイスターによる「お魚を使った教室」や「お魚さばき方教室」、「仕入れ体験」などを行っている。次回の開催は7月2日。