本牧市民公園内野外特設会場(横浜市中区三之谷59)で8月28日、「第30回 yokohama本牧ジャズ祭」が開催される。
本牧ジャズ祭は、1981年から毎年本牧市民公園で開催されてきた、横浜で最も長い歴史を持つジャズイベント。横浜らしい特色をもったイベントを通して横浜の魅力を高めることを目的とし、官民協働でイベントの企画運営を行っている。昨年は運営費用の確保が困難なことなどから開催を中止した。
今年は、継続を願うファンやミュージシャンの支援をもとに1年ぶりに開催。1月にはプレイベントとして、YOKOHAMA本牧ジャズ祭「2011冬の陣」を開催し、本牧ジャズにゆかりのあるミュージシャンのステージをはじめ、過去29回の本牧ジャズ祭をポスターや関係資料、記録映像で振り返る「本牧ジャズ祭アーカイブ」を行った。
今年の実行委員長は、仲代達矢主宰「無名塾」に所属する女優で、中区若葉町にある古ビルを再生したオープンスペース兼カフェ「nitehi works」を運営している渡辺梓さん(静岡県出身、横浜市在住)が務める。
出演は、bohemianvoodoo:produced by 島裕介、須藤満 Presents "Take-Suto Ultra Project"、KANKAWA with グレース・マーヤ ソウル・ミーティング、ハクエイキム 類家心平 カルテット、ミッキー吉野 渡辺香津美 カレイドスコープ2011の5組を予定。
当日は、履いているビーチサンダルをどこまで遠くに跳ばせるかを競う「ビーサン跳ばし選手権」、横浜を中心に活動を続けるアーティストのロコ・サトシさんによるライブペインティングも開催される。
実行委員長の渡辺さんは「本牧ジャズ祭はジャズ好きの方だけではなく、ジャズをベースにさまざまなジャンルの音楽を楽しめます。緑の中のバーベキューと芝生にすわりこんで飲むビールは格別。私もこのジャズ祭から元気をもらいました。ピクニック気分で本物の音楽を味わってみませんか」と話す。
開場は12時、開演は12時30分(20時終演予定)。前売券4,000円、当日券5,000円(会場で当日11時より販売開始予定)。雨天決行。