KAAT 神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町281)で9月14日から16日まで、「ドリフターズ・サマースクール2011」による公演が行われる。
ドリフターズ・サマースクールは、「ダンス」「制作」「ファッション」「建築/空間美術」の4コースの受講生51人が、各分野の第一線で活躍するプロフェッショナルな講師と共に公演をつくりあげる実践的なワークショップ。ダンスコースはダンス創作、建築/空間美術コースは舞台美術、ファッションコースは衣装、制作コースは広報や進行を担い、受講生はそれぞれのコースを横断しながら創作活動の新たな可能性をひろげていく。
同公演は、「ドリフターズ・サマースクール2011」の約2カ月間の最終成果発表で、「ダンス」「制作」「ファッション」「建築/ 空間美術」の4 コースの講師陣と受講生、計70人が生み出した実験的な作品を披露する。
期間中は公演後にアフタートークを実施、ゲストは、建築トークDAY(14日)=鈴野浩一・禿真哉(トラフ建築設計事務所)・中山英之(建築家)、ダンストークDAY(15日)=岡田利規(チェルフィッチュ主催)・山田うん(振付家・ダンサー)、ファッショントークDAY(16日)=西谷真理子 (high fashion ONLINEチーフエディター)・玉井健太郎 (ASEEDONCLOUD)・山縣良和(writeenafterwards)。
NPO法人ドリフターズインターナショナル 制作コース代表の藤原和己さんは「4つのコースがぶつかりあい、刺激を与え合って、ひと夏に心もカラダも懸けてつくりあげる公演です。2回目の開催となる今年は、あえてテーマや作品名を決めず、それぞれの関係性を探り合っています。横浜ではヨコハマトリエンナーレ2011を開催中ですが、アートで街中が活気づく横浜で、若いエネルギーが生み出す熱さではどこにも負けない舞台にします」と話す。
会場はKAAT 神奈川芸術劇場 中スタジオ。料金は前売1,800円、当日2,000円。申し込み・詳細はホームページで。
同公演はヨコハマトリエンナーレ2011の連携プログラムで、NPO法人ドリフターズインターナショナル主催の国境やジャンルを超えたアートフェスティバル「港のスペクタクル」の第1弾イベントとなる。