日本地ビール協会は9月17日から19日まで、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で「チャリティ・ジャパン・ビアフェスティバル横浜2011」を開催する。
「ジャパン・ビアフェスティバル」は、クラフトビール・地ビール業界、一般消費者が一堂に会する大規模なビールの祭典。1998年の開始当初より「ビアフェス」の愛称で親しまれており、今回はチャリティーイベントとして、東京、大阪、名古屋、横浜の4都市で開催する。今年は総来場者数2万8千人を見込む(4都市合計)。
同イベントは、入場料制で地ビールを中心とした100種類以上のビールを何度でも自由に飲み比べることができる試飲システムが特徴。横浜では2006年に初開催され、今回で6回目を迎える。
期間中は、8月に開催された「インターナショナル・ビアコンペティション2011」の受賞ビールをはじめ、国内の地ビール、アメリカ、ドイツ、ベルギーなどの輸入ビールがそろう。ブースでは、醸造者から直接試飲グラスにビールを注いでもらい、ビールを1回50ミリリットルずつ試飲できる。
会場では、各日とも先着800人に年号・会場名「2011 Yokohama」入りのGreat Japan Beer Festival記念試飲グラス、800人以降は記念試飲グラスをプレゼントする。同イベントの収益の一部は東日本大震災の義援金となる。
日本地ビール協会 広報担当の村林智さんは「このフェスティバルでは、味も香りも異なる100種類以上もの国内外の地ビールを1日で少しずつ飲み比べることで、『ビアスタイル』を知ることができます。 横浜会場では、国際ビール大賞『インターナショナル・ビアコンペティション』の入賞ビールの全てが試飲できることも大きな特徴のひとつです」と話す。
会場は横浜港大さん橋国際客船ターミナル2階・大さん橋ホール。入場料は日付け指定券で、前売券4,200円/当日券4,600円。各日2,500人限定(満席の場合、当日券の販売はなし)。開催時間は9月17日=14時~18時、18日=13時~17時、19日=12時~16時。
日本地ビール協会(Japan Craft Beer Association)は、日本と世界のビール、地ビールの文化普及と振興を目的に、小規模醸造が解禁された1994年に発足。世界に80以上あると言われるビアスタイルを理解するビアテイスター、ビアジャッジ、ビア・コ―ディネイターの育成・認定のほか、ビールに関する情報提供や講演などを行っている。