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神奈川大学で食と地球環境をテーマに公開講座-多彩な講師が登場

公開講座として市民も無料で聴講することができる

公開講座として市民も無料で聴講することができる

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 神奈川大学(横浜市神奈川区六角橋3)で9月22日から、市民も無料で聴講可能な公開講座「『食』から地球環境を考える」が行われる。

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 公開講座は、神奈川大学と横浜市温暖化対策統括本部が共同で主催する。ヨコハマ・エコ・スクール(YES)の一環で、昨年度に続き2回目の実施。YESは市民団体や企業、行政、大学などが実施する環境や地球温暖化対策に関連する講座・イベントなどを統一的なブランドのもとで提供しており、2009年にスタート。現在は市内の約90団体・企業が登録している。

 講座は、神奈川大学人間科学部の松本研究室が授業として実施。同大学の横浜キャンパス23号館301教室で、毎週木曜に全14回を開講する。学生の単位取得講座であると同時に、事前に申し込んだ市民も聴講することができる。

 カリキュラムは、行政・事業者・市民団体などから講師を招き、前半は食への取り組みを講師が紹介。後半はコーディネーター役の松本安生教授と講師がトークを展開し、聴講者からの質疑応答の時間も取る。講師として登壇するのは、国立保健医療科学院の寺田宙さんや有限会社ファーマーズの田岡義康さん、水ジャーナリスト・作家の橋本淳司さん、カフェ食堂80*80の赤木徳顕さん、横浜野菜推進委員会の椿直樹さんら。

 神奈川大学人間科学部教授の松本安生さんは「昨年はエネルギーをテーマに講座を開催しましたが、今年はより身近な話題として『食』をキーワードに地球環境を考えます。3月11日に発生した東日本大震災以降、高まる食の不安もある中、さまざまな取り組みを展開されている講師の方々をお迎えしてお話をお聞きします」と話す。

 講座の実施時間は9月22日から1月12日までの毎週木曜10時30分~12時。ただし12月22日、29日、1月5日は休み。初回の9月22日は学生向けのガイダンスとなる。

 市民の受講料は無料で、興味のある回のみの聴講も可。定員は各回30人程度で、各講座が開催される週の月曜日17時までにYES事務局へ電話かFAXまたはメールで申し込む。複数回分の一括申し込みもできる。各講座の内容は横浜市温暖化対策統括本部のYESホームページで。

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