地ビールメーカー「サンクトガーレン」(神奈川県厚木市、TEL 046-224-2317)は9月23日より、アップルパイ風味のデザートビール「アップルシナモンエール」を限定発売している。
同社が2007年より発売している秋冬限定スイーツビールで、副原料に焼りんご・シナモン・メープルシュガーを使用している。通常のビールより高温で焙煎(ばいせん)したカラメルモルトを使った琥珀(こはく)色のビールで、香ばしく甘い味わいとりんごのほのかな酸味が特徴。長野県伊那市産の廃果りんごを有効活用している。
内容量は330ミリリットル、価格は450円。アルコール度数は4.8%。販売は高島屋横浜店、そごう横浜店、サンクトガーレンオンラインショップなど。販売は2012年3月末まで。
サンクトガーレンの中川美希さんは「このビールの仕込みは、りんごを焼りんごに加工するところから始まります。市内の製パン店のオーブンを借り、丸1日かけて400個のりんごを焼きあげ、翌1日かけてビールを仕込んでいます。デザート感覚で焼き菓子やアイスクリームと合わせて飲むことを推奨しており、もちろん本物のアップルパイとの相性も抜群。また、意外に思われるかもしれませんがカレーとの相性も良いビールです」と話す。
スイーツビールは同社のビールの中で果実などの副原料を使用し、甘い香りと風味をもたせたラインナップの総称。通年販売は「スイートバニラスタウト」・「黒糖スイートスタウト」。春夏限定は、県産オレンジを使用した「湘南ゴールド」・「パイナップルエール」。秋冬限定として、「アップルシナモンエール」・「オレンジチョコレートスタウト」を提供している。