パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で10月12日より、「電気自動車開発技術展(EVEX)2011」と「クリーン発電&スマートグリッドフェア(CSF)2011」が開催される。
両展は、次世代車の有力候補として期待される電気自動車(EV)の技術開発と普及を目的とした展示会。EV、スマートグリッドの最新情報を発信、情報交流の場としている。EV関連の最先端の部品、素材、技術などの情報を発信することで、EV開発とマーケットの創造を推進し、地球温暖化防止や化石燃料使用量低減へも貢献していく。開催は昨年に引き続き2回目で、両展で合計201社・団体が出展する。前回は、4万人以上が来場した。
EVを26台展示する「EV展示コーナー」、バッテリーに関する企業が集まる「大容量バッテリ特設ゾーン」のほか、EVに必要なすべてのテスティングやシミュレーションの機器、スマートメーター、太陽電池などを紹介するコーナーが設けられる。ほかにもEV同乗体験会や電動バイク試乗会なども行われる。
今回はEVEXで13セッション、CSFで10セッション、計23のセミナーが開催される。基調講演では、両展実行委員長が登壇するほか、EV、クリーン発電、スマートグリッドに関わる企業、団体から50人以上の講師がセミナーを行う。
EVEX事務局担当者は「会場ではEVの同乗体験会を実施するので、EVのクリーンさ、静かさを実感できます。部品、素材、ソフト、計測などEVに関するあらゆる情報を得ることができる機会となると思います」と話す。
両展とも、開催時間は10時~17時で、入場料は2,000円。(招待券持参者・Web事前登録者は無料)。14日まで。