山下公園(横浜市中区山下町279)を中心に10月8日と9日、世界各国の文化を紹介する「ワールドフェスタ・ヨコハマ2011」が開催される。
1995年にスタートした観光産業の発展を目的としたイベントで、「食べて・遊んで・世界の旅」をテーマに、世界各国の料理や音楽、踊りが楽しめる多彩なプログラムを実施する。
会期中は、民族衣装に身を包んだ外国人コンパニオンがウェルカムゲートで来場者を迎え、コミュニケーションツールとして、ブース店頭に各国の挨拶の言葉を書いたボードを用意する。
「世界の野外大レストラン」では、各国自慢の料理メニューを提供するほか、シーフードにスポットを当てた世界の「シーフードフェア」を開催。海鮮やきそば(中国)、シーフードパエリア(スペイン)、シーフードカレー(バングラデシュ)、大海老串焼き(ペルー)、スモークサーモンと長ネギのキッシュ(フランス)、シーフードガンボ(アメリカ)、トムヤムクンラーメン(タイ)など、15カ国のシーフード料理を楽しむことができる。
ステージでは、タヒチアン・ダンスやチリ民族舞踊、中国雑伎など世界各国の舞踊や音楽を披露する「ワールドミュージック&ダンスショー」、ワールドフェスタ参加国を中心とした「民族衣装ファッションショー」を行う。
そのほか、インテリア小物や衣料品・民芸品などを販売する「ワールド・バザール」コーナー、東北の被災地特産品コーナー、会場内や周辺を巡るスタンプラリー、民族衣装のレンタルサービスも。
イベントを担当する横浜商工会議所の神崎雄介さんは「今年は東日本大震災の復興支援イベントとしてのサブテーマも掲げています。期間中は東北の被災地特産品コーナーを設けて世界からの応援メッセージボードを紹介するほか、近年震災被害にあった国々による応援メッセージを込めたステージパフォーマンスも行います」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料。小雨決行。