今シーズンからプロバスケットボール・bjリーグに新規参入した「横浜ビー・コルセアーズ」が10月9日、横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)で行われた開幕第2戦で、前年度リーグ覇者の浜松・東三河フェニックスを69-63で破ってチーム初勝利を挙げた。
前日に行われた開幕戦では、延長戦の末に62-63の1点差で同チームに敗戦。この日も第2クォーターを終了した前半時点で22-30と8点差をつけられたが、後半に追い上げを見せて第4クォーターで逆転に成功。そのまま6点差で逃げ切った。18得点のマーカス・シモンズ選手、20得点のジャスティン・バーレル選手の両外国人選手の活躍が目立った試合となった。
新しい地元チームの船出を応援しようと、開幕戦には2,110人、翌日の第2戦には1,512人の観衆が会場に足を運んだほか、開幕戦には横浜市の林文子市長らも応援に駆け付けた。
横浜ビー・コルセアーズのレジー・ゲイリーヘッドコーチは「2戦目は開幕戦よりも落ち着いてゲームを展開することができた。勝利することがブースター(ファン)や市長、チーム社長にプレゼントしたかったものなので、良かった。しかしまだ学ぶことがたくさんあり、チームもまだまだこれからだと思う」と話した。
今季のbjリーグは、今月から来年4月にかけて19のチームが総当たりで52試合のゲームを行い、東地区・西地区の上位チームがプレーオフに進出してチャンピオンを決定する。横浜ビー・コルセアーズは10月15日・16日に埼玉ブロンコス、22日・23日には今季より参入の千葉ジェッツとの試合が組まれており、次回のホームゲームは11月2日・3日の新潟アルビレックスBB戦が横浜文化体育館で予定されている。