横浜美術館前広場(横浜市西区みなとみらい3)で10月15日、屋外で踊りを楽しむイベント、まことクラブ&ヨコトリキャラバンズ「秋空パフォーマンス in ヨコハマトリエンナーレ2011」が開催される。
秋空パフォーマンスでは、現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ2011」をダンスパフォーマンスでPRしているヨコトリキャラバンズをはじめ、コンテンポラリーダンス集団「まことクラヴ」、一般公募による有志団体がボサノヴァ調にカバーした「ブルーライトヨコハマ」の音楽に合わせて踊る。主催は横浜市文化観光局創造都市推進課。
有志団体は計12団体88人。コンテンポラリーダンスやサンバ、ロックよさこい、ジャズダンスなどさまざまなジャンルの踊りを披露する。出演団体は、第30回浅草サンバカーニバルで初優勝した横浜を拠点に活動するサンバチーム「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」、ロックな曲調でよさこいを踊る「BEAT(びーと)」、国際舞台芸術フェスティバル「フェスティバル/トーキョー」の「おやじカフェ」残党メンバーで構成された「うずうずおやじの会」、キャラバンズダンスワークショップメンバーによる「キャラバンズキッズダンスチーム」、菩薩姿で踊る「TETTAと菩薩時代(てったとぼさつじだい)」ほか。
飛び入り参加タイムもあり、ヨコトリキャラバンズ公式ブログでは、子どもから楽しめるヨコトリキャラバンズのダンス簡単バージョンを教則ビデオで公開している。
横浜美術館前広場では、「ヨコハマトリエンナーレ2011」の屋外作品を鑑賞しながらピクニックをたのしむイベント「アートピクニック」(12時~16時、予約不要)も同時開催する。
ヨコトリキャラバンズ事務局は「まことクラヴ&キャラバンズ、有志団体の総勢105人が踊る今回限りのスペシャルパフォーマンス。それぞれの特技を生かしたオリジナリティあふれるダンスをお楽しみください」と話す。
会場はグランモール公園「美術の広場」(横浜美術館前広場)。開催時間は14時~14時30分。荒天の場合は16日に順延。入場無料。
ヨコトリキャラバンズは、象の鼻テラス(中区海岸通1)を運営する複合文化施設「スパイラル/ワコールアートセンター」(東京都港区)がプロデュースする計17人のパフォーマンス集団。横浜市の緊急雇用基金事業の一環で、コンテンポラリーダンス集団「まことクラヴ」主宰の遠田誠さんを隊長、まことクラヴのメンバー5人を小隊長として、今年6月1日に結成された。隊員を務めるのは、一般公募により選ばれたパフォーマー11人(男性5人、女性6人)。
現在、横浜市内を中心とした各地でボサノヴァ調「ブルーライトヨコハマ」の音楽に乗せた街角でのパフォーマンスを行い、ヨコハマトリエンナーレを盛り上げている。活動はヨコハマトリエンナーレ2011が閉幕する11月6日まで。