日産自動車(横浜市西区高島1)は10月20日、夕暮れ時の交通事故防止のためのヘッドライト早期点灯を促す取り組み「おもいやりライト運動」の第3回市民会議「イエロードリンクス横浜」を開催する。
「おもいやりライト」とは、1日のうちで交通事故発生件数が最も多くなる時間帯の夕暮れ時に早期点灯するヘッドライトのこと。同プロジェクトでは、日産自動車が横浜市民を中心とする有志と共に会議を開催し、ドライバーにヘッドライトを早期点灯してもらうための具体策を検討。キャンペーンなどのアイデアについて議論の場を設け、交通事故件数の低減に寄与していくことを目指す。
今回の市民会議では環境やサステナビリティをテーマにした交流イベント「green drinks Yokohama」とコラボ。「イエロードリンクス横浜」として開催する。
当日は、夕暮れ時の「早期ヘッドライト100万台点灯」を目指す決起集会として、アイデアを出しながら意見交換を行うワークショップなどを実施。翌21日の「あかりの日」に、同活動に賛同する企業・団体・個人の社有車や自家用車が16時30分からヘッドライトを点灯して走行することで、周りの車両に夕暮れ時のヘッドライト早期点灯を促す。
市民会議の参加者で、NPO法人アニミ代表の服部一弘さんは、「0回目の市民会議から参加しています。車、バイク、自転車、歩行者という道路を使う人たちがお互いに『おもいやり』の気持ちを持つことは、人に優しい街づくりにもつながると感じています。21日には、みなとみらい21地区で私たちが運営する『情報コミュニティーサロン animi』の前でもヘッドライトの早期点灯を呼び掛けるアクションを予定しています。一緒に参加しませんか」と話す。
会場は象の鼻テラス(中区海岸通1)。開催は19時~。ドレスコードはサムシングイエロー(黄色い何かを身につける)。参加費無料。
「おもいやりライト運動」の活動は、公式サイトで会議内容の紹介や会議への参加を募集するとともに、フェイスブックページを開設し、サイトと連動しながら情報を発信している。