日本の文化遺産をクラシックカーで巡るイベント「ラリーニッポン2011」が10月21日より開催される。
ラリーニッポンは日本を元気にする応援プロジェクトで、地域の「世界遺産」「未来遺産」を「技術遺産」であるクラシックカーでつなぎ、日本の歴史、文化を再発見・再認識することを目的としている。主催はラリーニッポン2011実行委員会。
今年のテーマは「東海道五十三次」。10月21日から24日までの計4日間、1974年12月迄に製造された車輌が1都1府6県(東京都・神奈川県・静岡県・山梨県・愛知県・三重県・滋賀県・京都府)を走行する。21日10時30分に靖国神社(東京)をスタートし、上賀茂神社(京都府)に24日2時30分にゴールする予定。
参加車輌は、海外(アメリカ、ドイツ、イタリア、台湾)エントリー含む約70台。車種は、MERCEDES BENZ 300SL COUPE GULLWING(1956年)、BENTLEY MKVI HALSE SPECIAL(1951年)、JAGUAR SS 100(1937年)、FERRARI 340 AMERICA VIGNALE SPYDER(1951年)、PORSCHE 356A Speedster(1955年)、MAZDA FAMILIA PRESTO ROTARY COUPE(1970年)、TOYOTA SPRINTER TRUENO(1973年)など。
横浜は21日、馬車道~横浜マリンタワー~元町を通過し、関内ホール前(馬車道)とキタムラ本店前(元町)の2カ所にスタンプポイントが設置される。駐車時間は、馬車道=11時30分~12時15分頃、元町=13時~13時45分頃。ドライバーは横浜マリンタワー内のレストランで昼食をとる予定で、当日はマリンタワー前の広場に雅楽演奏家・東儀秀樹さんの愛車「AC ACE」(1954年イギリス製)を展示する。展示時間は11時30分~13時30分。
ラリーニッポン代表理事の小林雄介さんは「今年で3回目の開催となるが、このプロジェクトに賛同したドライバーが国内外から参加してくれるイベントになった。今後はアジアを巻き込んだ世界的イベントに広がってゆくと思う。約70台のクラシックカーが『未来遺産運動特別メッセンジャー』として、ひととひと、地球と地域、こころとこころをつないでいきます」と話す。