Twitter(ツイッター)やUstream(ユーストリーム)などのソーシャルメディアを利用し、誰でも自由に受講できる講座を実施してインターネットで放送する「ツブヤ大学」は10月24日、さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3)で「BooK学科 ヨコハマ講座~よこはま 本への旅~」を開催する。
「BooK学科」は今年7月に開始。横浜にゆかりのある本にまつわるゲストを招いて実施する「ヨコハマ講座」第1回目となる今回は、横浜の出版社「春風社」(横浜市西区紅葉ヶ丘53)代表の三浦衛さんを迎え、「本をつくる仕事とは?」をテーマにインタビュー形式で行う。
三浦衛さんは、神奈川県内の私立高校で社会科教諭を7年間務めた後、東京都内の出版社に勤務、1999年に春風社を創業した。出版不況が続く中、文芸書やエッセイなどを中心に現在までに400点以上を刊行している。2009年に同社の10年間の活動を振り返る自伝的エッセイ「出版は風まかせ -おとぼけ社長奮闘記」を発刊した。
ツブヤ大学統括プロデューサーの望月大作さんは「BooK学科の中身を拡充していく中で、拠点を置いている横浜で本に関する企画が出来ることはとても嬉しいこと。しかも地元で出版業をされている方と企画を進められるということで、今からワクワクしています」と話している。
講座は20時~21時。参加費は1,000円で、定員は20人。講座の模様はUstreamでインターネット中継されるほか、後日ヨコハマ経済新聞の特集記事として公開される。申し込みはホームページから。
ツブヤ大学は、横浜市内に拠点を置くNPO法人ツブヤ・ユニバーシティーによる運営。Twitter上で盛り上がりを見せた架空の区「粒谷区(ツブヤク)」の活動の一環としてスタートし、昨年9月に独立プロジェクト化。今年1月にNPO法人として認可を受けた。