吉田町にアメリカンスタイルのコンセプト・ギャラリーカフェ「JONES CAFE(ジョーンズカフェ)」(横浜市中区吉田町4、TEL 045-252-1188)がオープンした。
同カフェは、毎週ホームページで更新される「ジョーンズタウン物語 -ジョーンズ・タウンのゆかいな仲間たち-」の中にあるカフェを再現したお店。物語と連動したコンセプト・カフェで、ジョーンズタウン物語に登場するフードやドリンク、デザートを提供する。
店舗はデザイン・イラストレーター叉原冥さんによるアメリカンスタイルの内装で、店内にはバイク「ハーレーダビッドソン」を展示。アメリカの玩具ギャラリーも備え、物販コーナーではジョーンズタウン物語のキャラクターグッズやオリジナルウェアを販売する。店舗面積は約59.5平方メートル。席数は約25席(カウンター席含む)。カフェ入口には、ペット同伴で来店できるスペースを設ける。
オーナーの楢岡いづみさんは、「『赤毛のアン』が大好きで小説の舞台になったカナダのプリンスエドワード島を旅したが、シャーロットタウンの雰囲気と吉田町が重なり、この場所にカフェをオープンした」と語る。
同店のおすすめメニューは、トッピングが選べる肉厚の「マーシー・バーガー」(630円)、バジルソースを使った「ハーブチキンサンド」(730円)、粗挽き・バジル・チョリソー3種類のウインナーから選べるホットドッグ「パパドッグ」(630円)、「ミックスピザ」(780円)。デザートは、チョコレートタルト(480円)、季節のフルーツタルト(480円)、アイスクリーム(380円)など。ドリンク付きランチセットやテイクアウト用ランチボックスも。
ドリンクは、ハーブショップ・ガーデンカフェ「ハーブヒルコテージ」(福島県)から取り寄せたハーブを使った「ハーブティー」をはじめ、コーヒー、紅茶、ビール、ワインなどを用意。
ジョーンズタウン物語を執筆する楢岡さんは、「この物語のベースは、70年代に人気爆発したアメリカのロックバンド『ザ・モンキーズ』の4人。デイビー・ジョーンズの大ファンで、主人公や登場人物の名前にミュージシャンの名前をお借りしています。今回、大好きな横浜で私と同じ年の味のあるビルと出会い、ジョーンズ・カフェをオープンすることができた。今の自分があるのは、これまでの出会いのおかげ。『ありがとう』という気持ちを込めて、心がほっこりした経験をここで伝えられたら」と話す。
営業時間は10時~22時。月曜定休。犬の同伴可。