グーグルは11月2日、Googleマップのストリートビュー「横浜スペシャルコレクション」に、横浜の名所30カ所を追加したことを発表した。
ストリートビューは、世界中の人が国境や距離、時間に関係なく、その場にいながら世界中のさまざまな場所に「行ってみる」感覚で360度を自在に見回すことができるインターネットのサービス。
ストリートビュー「スペシャルコレクション」では、世界中の世界遺産、観光名所、行楽地を閲覧できる。今回、日本国内98カ所、世界数百カ所のスポットが追加された。
追加された横浜のスポットは、山下公園、横浜公園、グランモール公園、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、赤レンガパーク、赤レンガパークプロムナード、横浜赤レンガ倉庫 イベント広場、汽車道、山下臨港線プロムナード、象の鼻パーク、運河パーク、新港パーク、ナビオス横浜、新港中央広場、野毛山動物園、日産スタジアム、新横浜公園、ズーラシア、金沢動物園・金沢自然公園、横浜国立大学の20カ所。
現在、これまでに公開されていた、よこはまコスモワールド、横浜・八景島シーパラダイス、横浜スタジアムなどととあわせて30カ所の施設・スポットが登録されている。
ストリートビューの撮影に協力した横浜市の林文子市長は「横浜市は今年で開港152周年。当時は100戸くらいの半農半漁の村だったと言われていますが、そんな寂しい村が今では370万人の都市になりました。360度のパノラマ写真で街を見られるストリートビューは、まさに画期的。とても楽しく街を見ることができます。ぜひ横浜を世界に紹介したいと考えて、今回、市としてストリートビューの撮影に全面協力しました。ストリートビューで横浜の素敵な場所を探して、見て、どうぞ横浜にいらしてください」とコメントしている。
横浜以外では、延暦寺、清水寺、龍安寺、日光東照宮をはじめとした世界遺産12カ所や、京都の神社仏閣や大阪ドームなどを公開した。