横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で11月5日と6日、日本各地の観光物産を紹介する「全国ふるさとフェア2011」が開催される。
同フェアは、文明開化の地・横浜から「全国の郷土や食文化を広く一般に発信しよう」という主旨のもと、2004年にスタート。約100店舗が出展し、全国の特産品の試食・販売、観光PRをおこなう。毎年20万人以上を動員している。
会場には、横浜コロッケや丹沢あんぱん、茅ヶ崎しらすかき揚げうどん、清川ゆずわいん、梅しおホルモンなど神奈川の名産が味わえる「かながわの名産100選」コーナーをはじめ、信州の「楽しんしゅう、まるごとフェスタ」コーナーを設置。「B級グルメ食堂」では、佐世保ハンバーガー(金井牧場)、具だくさん広島焼(のんきや)、さっぽろラーメン(北海道・熊吉ラーメン)、宇都宮ギョーザ(勝力)、角煮まんじゅう(こじま)などが味わえる。
「ニッポンいいもの再発見!」コーナーでは、ご当地グルメや観光名所を紹介するほか、北海道から九州まで全国141商工会のパネル展示、抽選で景品が当たるクイズラリーを実施する。「遠野物語」発祥100周年マスコットキャラクターの「かたるくん」をはじめ、キャラクターの「あわ神(じん)」(兵庫県淡路市)、「げんき君」(千葉県白子町)、「クエ太郎」(和歌山県)、「アルクマ」(長野県)、「あぶらげんしん」(新潟県)が登場し、キャラクターパレードや記念写真撮影会も。
そのほか、ナンコツソーキそば、タコスそば(沖縄)、すだち、なると金時(徳島)、しじみラーメン、にんにく、味噌漬(青森)、いかめし、じゃがいも、とうもろこし(北海道)、野菜、米(栃木)、農産加工品(埼玉)、りんご、きのこ、ジャム、ワイン(長野)など、各地方の観光物産とふるさとの食材を使ったご当地自慢・名物料理を提供する。
全国ふるさとフェア実行委員会事務局の西川あゆみさんは「昨年は荒天のため開催中止となってしまいましたが、今年はぜひ全国のとれたて特産物をおいしく召し上がって頂きたいと思います。ご当地マスコットキャラクターとの記念撮影もお楽しみ下さい」と話す。
開催時間は5日=10時~17時30分、6日=10時~17時。入場無料。