横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で11月26日、神奈川県内の特産品を紹介する「かながわ商工会まつり2011」が開催される。
同イベントは、神奈川の物産品などを販売することで、神奈川県の特色と魅力を感じてもらおうと19の県内商工会と神奈川県商工会連合会が共同で開催する。今年は「商工会地域の特産品と観光」をテーマに、県内商工会地域の特産品や地酒を多数そろえる。2006年にスタートし、今年で5回目の開催。
会場には、イベントや観光PRをはじめ、厳選された名産品や特産品、地酒、ワイン、焼酎などの販売・展示、試食試飲ができる「各商工会コーナー」を設置。今年は被災地支援として、被災地より3事業所が加わる。
出品は、葉山コロッケ、あわび最中(葉山町)、湘南二宮みかんロール、たまねぎドレッシング(二宮町)、梨ワイン、さむかわ棒コロ(寒川町)、さつまあげ、塩から(真鶴町)、座間ひまわりすい豚、ひまわり焼酎(座間市)、あしがら茶ようかん、足柄生姜みそ(足柄上)、柚子はちみつ、まるごとオレンジ(山北町)、酒まんじゅう、パワー印度めし(津久井)など。
被災地コーナーからは、宮城県石巻市=しぐら大和煮缶、焼アナゴ(珍味)、カキ味噌、ふのり、のり佃煮、とろろこんぶ。茨城県(行方市、鉾田市)=芋ようかん、冷やし石焼き芋、ぬるちん、茄子からし漬、ごぼう風味漬、芋ようかん、甘楽京、陣屋漬、葉生姜味噌漬。
会場では、地元で人気の移動販売車が食品の販売を行うほか、ステージで、よさこいやフラダンス、ヒップホップ、和太鼓演奏を披露する。
かながわ商工会まつり2011実行委員会の小野沢藤一委員長は「今年は、神奈川県商工会連合会の創立50周年記念事業として、サブテーマを『おかげさまで50年、これからも地域とともに』としました。商工会地域の魅力を都市部の方々に更に認識してもらうため、横浜に神奈川県内商工会地域の特産品や地酒が多数出展いたします」と話す。
開催時間は10時~16時。小雨決行(踊りは雨天中止)。
商工会は、地域の事業者が業種に関わりなく会員となり、お互いの事業の発展や地域の発展のために総合的な活動を行う団体。国や都道府県の小規模企業施策(経営改善普及事業)の実施機関でもあり、小規模事業者を支援するためにさまざまな事業を実施している。