横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)に12月3日、本場ドイツのクリスマスマーケットを再現した「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」が登場する。
日独交流150周年、赤レンガ倉庫創建100周年を記念したイベントで、今年で2回目の開催。クリスマスの雰囲気が漂うマーケット会場で、本場ドイツ直輸入のクリスマス関連フードやグッズを提供する。開催期間は12月3日~25日の計23日間。
主催は横浜赤レンガ、横浜市芸術文化振興財団。企画・運営は装飾品・建築材料の輸入卸販売などを行う「ザート商会」(東京都港区)。
会期中は、幻想的なイルミネーションで彩られた「ヒュッテ」(木の屋台)15台が立ち並び、ドイツのクリスマスの定番とも言えるホットワインをはじめ、焼き立てのソーセージやビール、子羊の煮込みなどのドイツ料理。また、ドイツ手作りの伝統工芸品「エルツ人形」(くるみ割り人形、サンタクロース、天使、スノーマン、エルツ山地の炭鉱夫)など、さまざまなクリスマスオーナメントや玩具を販売する。
広場中央には、高さ約12メートルの巨大なシンボルツリーのほか、横浜マリンタワー開業50周年と赤レンガ倉庫創建100周年のコラボレーション企画として、横浜マリンタワーの照明デザインを手掛けた楠本孝夫さんのデザインによる約8メートルの光の塔「飛翔」が設置される。
ザート商会の島村武志さんは「2回目の開催となる今年は、ヒュッテの数を増やし、規模を拡大しての開催です。本場ドイツ直輸入のにぎやかなクリスマスをお楽しみ頂けたら」と話す。
開催時間は11時~22時(12月23日・24日・25日は店舗により11時~23時)。入場無料。
クリスマスマーケットは、1393年にドイツで始まったヨーロッパの伝統的なクリスマスイベント。夜が長く天気の悪い冬のドイツの呼び物として定着しており、多くのドイツ圏の都市・小都市で開催されている。ヨーロッパ各都市の広場では、キリストの生誕を祝うクリスマス(12月25日)とその前4週間の準備期間(アドヴェント待降節)の間にクリスマスマーケットでクリスマスを祝う。
横浜赤レンガ倉庫のイベント広場では3日から、冬季限定の野外特設スケートリンク「Art Rink × GROUND ANGEL in 横浜赤レンガ倉庫」もスタート。スケート教室やサンクス・キャンドルなど年末年始に向けてさまざまなイベントが行われる。