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横浜にぎわい座でつかこうへい作品「熱海殺人事件」-Fヨコ・ホズミンも出演

「熱海殺人事件~平壌から来た女刑事~」に出演するメンバー

「熱海殺人事件~平壌から来た女刑事~」に出演するメンバー

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 横浜にぎわい座(横浜市中区野毛町3)地下2階・のげシャーレで12月9日、ヨコスカ・ベアフット・シアターによる舞台「熱海殺人事件~平壌から来た女刑事~」が上演される。

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 同作品は、昨年7月に亡くなった劇作家つかこうへいさんの初期代表作で、1973年初演。熱海で起きた通俗的な殺人事件を異様な犯罪に仕立て上げるというストーリーで、型破りな部長刑事・木村伝兵衛、愛人の女性刑事・水野朋子らの奇妙な捜査ぶりを描いた作品となっている。

 ヨコスカ・ベアフット・シアターは、元ソニー・ミュージック・エンタテイメント音楽プロデューサーの三浦正行さんが中心となって設立。今回の「熱海殺人事件~平壌から来た女刑事~」が旗揚げ公演となる。演出家の吉本敏克さんが演出を担当し、木村刑事を田中勝彦さん、水野刑事を小林佳代さんが演じるほか、西沢進一さん(熊田刑事)、三浦正行さん(ウマヤド)らが出演する。

 また、FMヨコハマでラジオレポーターを務める穂積ユタカさんが、大山寅次郎容疑者役として登場。穂積さんは番組レポーターとして取材したことが縁で、7月の横須賀での上演ではナレーションを担当。今回は容疑者役を客演する。

 ヨコスカ・ベアフット・シアター代表の三浦正行さんは「『熱海殺人事件』は昨年他界したつかこうへいさんの代表作。熱海で起きた通俗的な殺人事件を立派な犯罪に仕立て上げるというストーリーで、多くのバリエーションがありますが、本作は『最終バージョン』と名付けられた異色作です。木村部長刑事、水野婦人警官、熊田刑事のむき出しの愛、それに絡む大山とウマヤドの複雑な人間関係に加え、つかさんの祖国である韓国への思いが描かれています」と話す。

 当日は19時開演(18時30分開場)。チケットは全席自由で前売り2,000円、当日券2,500円。演出の都合上、16歳以下の入場は不可。なお、12月12日には六本木morph-tokyoでも上演が予定されている。

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