みなとみらい21地区で12月18日、「ノルディック サンタ ウォーキング」が開催される。
ノルディックウォーキングは、2本のポール(ストック)を使いながら歩く独特なスタイルのウォーキングで、元々、クロスカントリースキー選手の夏場のトレーニング方法として考案されたスポーツ。生活習慣病や介護予防のほか、リハビリ、姿勢矯正、ダイエットなどを目的に参加する人が増えている。
同イベントは市民の健康促進を目的とした企画で、横浜市が取り組む中期4か年計画の一環。高齢者の健康づくりや社会貢献活動への参加支援を進め、誰もがいつまでもいきいきと活躍できる地域社会をつくる横浜版成長戦略「100万人の健康づくり」のキックオフキャンペーン第2弾として実施される。
当日は、サンタクロースの姿に仮装したノルディックウォーキングの愛好家約100人、公募による一般参加者約70人が、クイーンズスクエア横浜1階クイーンズパーク(横浜市西区みなとみらい2)に集合。
13時より「ノルディック サンタ ウォーキング出発式」を行い、参加者はフィンランドから来日したサンタクロース財団公認のサンタクロースから応援メッセージをもらい、サンタクロースの見送りで出発する。
ルートは、臨港パークを出発後、新港パーク~赤レンガパーク(折り返し)~新港パーク~パシフィコ横浜まで、みなとみらい21地区内約4キロのコースを予定。
参加費は、東日本大震災をきっかけにサンタクロースワールドジャパン(フィンランド政府公認のサンタクロース財団 日本支部)を中心に設立された一般社団法人「サンタこども基金」に全額寄付され、被災地の子どもたちへの支援に充てられる。
主催者する横浜市健康福祉局企画課長の佐藤広毅さんは「当日は、親子連れから年配のご夫婦まで、さまざまな方にご参加いただきます。ノルディックウォーキングを楽しみながら、自身の健康を見直すきっかけになればと考えています。市ではほかにも『100万人の健康づくり』として、『食』や『運動』などを通したさまざまな仕組みづくりや場を提供していきます」と話す。
開催時間は13時~16時。小雨決行。