横浜情報文化センター(横浜市中区日本大通11)で1月28日、世界中の最新CMを紹介する「第58回カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 入賞作品上映会」が行われる。
カンヌライオンズ(旧称:カンヌ国際広告祭)は、毎年6月に南フランスの保養地・カンヌ市で1週間にわたり開催される広告コンクール。期間中は世界各国から同市に約1万人の業界関係者が集まり、近年では広告業界のワールドカップとも言われている。
今回は13部門に過去最高の28,828本の応募があり、日本からは801作品が参加。日本の広告はフィルム部門で銀賞・銅賞を受賞し、アウトドア部門、メディア部門、サイバー部門、デザイン部門など、8部門で計26のトロフィーを獲得した。
当日は、フィルム部門日本代表審査員として現地で選考にあたった博報堂シニア・クリエイティブ・ディレクターの新妻英信さんが講師を務め、グランプリ作品をはじめ、入賞作品の中から選んだ秀作CMを紹介する。
上映作品は、フィルム部門グランプリ「WRITE THE FUTURE」(広告主:ナイキ/オランダ)、フィルム部門シルバー「森の木琴」(NTTドコモ/日本)、フィルム部門ブロンズ「九州新幹線全線開業」(JR九州/日本)、フィルム部門ブロンズ「乾杯実験」(日本酒類販売/日本)など。
放送ライブラリーの鈴木貴尚さんは「長い間カンヌ国際広告祭として親しまれてきましたが、正式名称の変更に伴い、今回から『カンヌライオンズ』と改められました。当日は、受賞作品の解説とともに審査会場の様子もお伝えします」と話す。
会場は横浜情報文化センター6階。開催時間は13時30分~16時(開場13時)。定員は抽選で200人(事前申込制)。入場無料。応募締切は1月18日。詳細はホームーページで。