KAAT 神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町281)で1月13日より3日間、KAAT the ツアー 劇場体験型ナゾ解きゲーム「消えた衣装をさがせ!」が開催される。
同イベントはKAAT開館1周年特別企画で、ナゾ解きゲームとコラボしたバックステージツアーを通して劇場全体を楽しむことができる。企画・製作はKAAT 神奈川芸術劇場、宝探しサイトを運営する「RUSH JAPAN」(東京都江東区)が監修を務める。
劇場中に隠されたヒントを頼りに残されたナゾを解き、「何か」を探し出すルールになっており、参加者は暗号を解きながら、客席やホワイエ、舞台裏、秘密の場所など、普段は入ることのできないエリアも体験できる。所要時間は約1時間30分(予定)。
神奈川芸術劇場は「『まるで迷路のようだ』と言われるおもしろい造りのKAAT 。今回のツアーは劇場を丸ごと体験できる企画で、本番と同じように動いている劇場、人をお楽しみ頂けます。劇場は敷居が高いと感じられている方、今まで劇場に行く機会のなかった方にも、劇場をより身近に感じてもらえたら」と話す。
会場はホール。チケットは1,000円。購入は神奈川芸術劇場(チケットかながわ、TEL 045-662-8866)。1月15日まで。
KAAT 神奈川芸術劇場は、演劇、ミュージカル、ダンスなどの舞台芸術専用の施設として2011年1月11日にオープン。建物は地上10階・地下1階建て。建築面積は約4900平方メートル、延べ床面積約18000平方メートル(芸術劇場)。NHK横浜放送局放送会館と駐車場を併設し、神奈川芸術文化財団が神奈川県民ホールと一体的に運営する。
初代芸術監督は演出家の宮本亜門さん。約1300席のホールのほか、大スタジオ、中・小スタジオ、アトリエ、劇場図書館「BOOKAAT(ブッカート)」、レストランなど多様な設備を備える。2月13日に開幕する舞台芸術の国際的プラットフォーム「国際舞台芸術ミーティング in 横浜 (TPAM in Yokohama 2012)」のメーン会場のひとつ。