横浜マリンタワー(横浜市中区山下町15)で1月16日より、「展望フロアから楽しむ横濱今昔」写真展が開催されている。
同展は、1月から3月にかけて横浜市内の各所で開催される、写真や映像に関するさまざまなイベントの総称「PHOTO YOKOHAMA(フォト・ヨコハマ)」のパートナーイベントの一つ。開港より劇的な変化を遂げた現在までの歴史を展望からのリアルな景色と共に、過去の貴重な写真を通して、街の歴史に触れることができる。
展示は明治初期から昭和初期の写真が中心。開港資料館の協力により、約10点の写真を展示する。また、マリンタワー建設中の写真も交え、周辺エリアの移り変わりを体験できる。
横浜マリンタワー営業部 観光・PR担当の冠木毅さんは「知っているようで知らなかった発見があるかもしれません。山下エリアの歴史に触れて頂くことで、より身近に感じて頂ければと思います」と話す。
会場は、横浜マリンタワー展望フロア29階。横浜マリンタワーの営業時間は 10時~22時30分(最終受付は22時、同展の展示は日没まで)。展望フロアの入場料金は大人750円、中・高生500円、小学生250円、幼児200円、3歳未満は無料。2月29日まで。
横浜マリンタワーは1961年1月15日、横浜開港100周年記念事業として、市民の「横浜らしいモニュメント」を作ろうという発意により建設され、横浜のシンボルとして親しまれてきた。世界一高い灯台としてギネスブックにも認定されている。
入場者数の減少などを理由に2006年12月に営業を終了。その後、横浜開港150周年記念事業の一環として市が取得し、横浜市と民間の予算をあわせ総事業費約39億円をかけて全面改修し、2009年5月23日にリニューアルオープンした。運営会社はリスト(中区尾上町4)、ゼットン(東京都渋谷区)、 TKスクエア(東京都渋谷区)、横浜エフエム放送(西区みなとみらい2)の4社。