横浜市教育文化ホール(横浜市中区万代町1)で2月4日、生物多様性をはじめとした環境活動がテーマのイベント「ヨコハマbデイ・2012冬」が行われる。
同イベントは、市内外で環境活動を行っている市民団体や学校、企業などの取り組み紹介や情報共有を目的に、横浜市環境創造局が主催。「ヨコハマbデイ」のbはbiodiversity(バイオダイバーシティ、生物多様性)を意味し、同タイトルのイベントは昨年9月に引き続いて2回目となる。
当日は、地域でさまざまな環境保全や再生・創造などに取り組んでいる団体や企業、個人を表彰する「横浜環境活動賞」の表彰式が行われるほか、企業・団体などによる話題提供のプレゼンテーションや事例発表を予定。環境活動に関するパネルやポスターも会場に展示される。
二部に分けて行われる話題提供では、第一部にアウトドア用品などを手掛けるパタゴニア日本支社と植樹などの環境保全活動に取り組んでいる公益財団法人イオン環境財団の担当者が登壇。「企業が環境活動を応援する理由(ワケ)」をテーマに、環境活動への支援制度を持つ企業による取り組み紹介とインタビューを展開する。また、第二部には生物多様性を身近に感じてもらうことを目的に設立された一般社団法人CEPAジャパンの担当者が登壇。生物多様性に関する国際目標である「愛知ターゲット」と地域の環境活動の関係が解説される。
「つながりが産むチカラ」をテーマとした事例発表では、市沢・仏向の谷戸に親しむ会、大川印刷、汐見台中学校環境美化委員会、 RCE横浜若者連盟、自然環境復元協会がそれぞれの取り組みを紹介する。
また、当日の司会は前回に引き続きFMヨコハマでラジオパーソナリティを務めるMITSUMIさんが担当する。
横浜市環境創造局政策課の北澤伊代さんは「今回のイベントは、横浜環境活動賞の表彰式や事例発表会など、横浜市をフィールドに環境活動に取り組む方がたくさん登場します。生物多様性をはじめとした環境ボランティア活動を身近に感じて頂ける内容になっています。日頃から環境活動に参加している方はもちろん、取り組みのきっかけが欲しい方、今まであまり関心がなかった方もぜひお越し頂き、『b』な一日を楽しんで頂ければ」と話す。
開催時間は13時~16時30分(12時30分開場)。入場無料、参加希望者は1月31日までに電話またはEメールで申し込む。なお、会場にて当日参加も受け付ける。