馬車道沿いの関内ホール近くに1月25日、スペイン発のアートキャンディー専門店「papabubble(パパブブレ)横浜馬車道店」(横浜市中区相生町4、TEL 045-263-9786)がオープンした。
パパブブレは、2002年にスペイン・バルセロナでトミー・タングさんが創業。現在、アメリカやオランダなどの海外では10店舗を展開している。日本では2005年に、スペイン本店で2年間キャンディー作りを学んだ菅野清和さんが1号店を東京都中野区で創業。2号店は、2010年11月に渋谷・神山町にオープンしている。馬車道の街並みを気に入り、国内3店舗目の出店を決めたという。
店舗面積は約70平方メートル。インテリアデザイナーの関祐介さんとプロダクトデザイナーのハイメ・アジョンさんによる内装は、試験管を模した置物により実験室のような雰囲気を演出。ガラス張りのファサードとアンティークコレクションのディスプレーは、新旧入り混じった横浜の魅力をイメージしている。
オープンキッチンでは、職人らが160度の温度まで煮詰めたキャンディーを成形。赤や黄色・緑など、カラフルな配色の絵柄が完成するまでの製造過程を間近で楽しむことができる。
商品はアップルやオレンジ、ライムなどの味が楽しめるフルーツミックス(1袋450円)が人気。ほかには、ロリポップ(400円~)、ビン(700円~)、テストチューブ(1,200円~)など。今後はオリジナルオーダーも受け付ける予定。
同店店長の熊谷和美さんは「つやと輝きがパパブブレキャンディーの特徴です。たくさんのお客さんにあめづくりの過程を楽しんでもらい、できたてのキャンディーをご賞味いただければと思います」と話す。
営業時間は10時30分~21時(日曜・祝日は19時まで)。火曜定休。