横浜ランドマークホール(横浜市西区みなとみらい2)で2月3日より3日間、「ヨコハマ鉄道模型フェスタ2012」が開催される。
同フェスタは鉄道模型メーカーや車輌製造会社、電鉄会社、鉄道趣味の出版社など鉄道関連の企業が出展する鉄道模型イベント。第1回は2005年2月にみなとみらい線開業1周年記念行事として開催。以降毎年開催され、今年で8回目を迎える。主催は鉄道模型振興会。
出展企業はKATO、TOMIX、グリーンマックス、天賞堂、カツミ、バンダイ(鉄道模型メーカー)。小田急電鉄、江ノ島電鉄、横浜高速鉄道(電鉄会社)、日本車輌・日車夢工房、東急車輛・電車市場など。
会期中は、鉄道模型の「Nゲージ」「HOゲージ」のパノラマレイアウト(鉄道模型を走行させるための運転設備)を設置し走行展示するほか、横浜ランドマークホールの大スクリーンを利用した鉄道映像の上映などを行う。
鉄道模型初心者を対象とした「体験してみよう!鉄道模型体験教室」では、解説付きで入門用製品を使用した運転を体験することができる。また、鉄道車両メーカーや電鉄各社がキーホルダーや模型電車などのオリジナルグッズを展示・販売するほか、フェスタショップコーナーで鉄道模型入門用セットを販売する。
鉄道模型振興会の新井敏之さんは「横浜のイベントとしてすっかり定着したヨコハマ鉄道模型フェスタ。子どもたちが目を見張るパノラマや、大スクリーンに映し出される模型の数々。展示ブースでは話題の新製品が勢ぞろいします」と話す。
会場はランドマークプラザ5階「ランドマークホール」。開催時間は3日・4日=11時~18時、5日=11時~17時。入場無料。
また、横浜のみなとみらい21地区にはこの夏、2月末に完成を予定している三井不動産「横浜三井ビルディング」(横浜市西区高島1)に、鉄道開通の歴史と魅力を発信する国際交流施設として世界最大級の鉄道模型博物館「原鉄道模型博物館」(仮称)がオープンする。博物館には、2つの鉄道ジオラマと3つの展示室が設置され、新たな集客施設として期待が集まっている。