横浜メディア・ビジネスセンター1階「ヨコハマNEWSハーバー」(横浜市中区太田町2)で2月4日、「立春大吉 大豆収穫祭」が開催される。
同イベントは神奈川県内の小中学校など約100校(幼稚園・保育園・団体含む)、6000人の児童生徒が地域の農家の人々と交流しながら育てた神奈川の地大豆「津久井在来」の豊かな実りに感謝を込めて行う収穫祭。子どもたちによるステージをはじめ、豆まきやライブなど春の訪れを祝うさまざまな催しを行う。主催はNPO法人 大豆100粒運動を支える会、テレビ神奈川(tvk)。
6回目となる今年のテーマは「味噌汁」。大豆100粒運動を支える会会長で、料理研究家の辰巳芳子さんが家庭で毎日おいしく味噌汁を食べる方法を提案するほか、参加校児童による大豆ソングやダンスの発表、フォークデュオ「ダ・カーポ」のミニライブ、児童の絵画作品展示、国産大豆製品の展示・販売(豆腐・味噌・きなこ・煎り豆など)を行う。餅つきや津久井在来を使った「味噌仕込み教室」(予約制)、招福豆まきなどの参加型イベントも。
イベントを担当するtvk編政局編成部の種子島幸さんは「昨年は大きな災害が続き『食といのち』への関心が一層高まっていると思います。大豆100粒運動はささやかな活動ですが、小さな歩みが確実に成長している手ごたえをこの6年間で感じています。子どもたちのパワフルな発表や、色鮮やかな絵画を見ると、励まされる思いです。おいしい国産大豆製品の試食や販売もありますので、マイバッグを持ってお越し下さい」と話す。
11時開場、12時30分開演(15時30分終演予定)。入場無料。
「大豆100粒運動」は、生命に直結した食べ物の在り方を問いかけてきた辰巳さんが「食育の一環としてまずは小学校から」という思いでスタートした運動。2004年に長野県の32校、約2000人の小学校から運動が始まり、現在の参加者数は2万人以上になっている。