かながわ県民センター(横浜市神奈川区鶴屋町2)で3月8日、神奈川県主催の「企業とNPOのパートナーシップフォーラム2012」が開催される。
同フォーラムは、企業とのコラボレーションで活動の幅を広げたいNPOと、CSR活動でNPOの協力を得たい企業との協働について考えることを目的とする。
当日は、NPO法人パートナーシップ・サポートセンター代表理事の岸田眞代さんが基調講演「企業もNPOも地域も元気になる協働のコツ」を行う。
事例紹介では、リコーテクノシステムズで社会貢献活動の立ち上げと推進を行ってきた喜録英子さん(現、藤沢市市民活動推進センター アドバイザー)が「できることからやってみよう。企業の社会貢献活動をどのように推進するか」をテーマに、また、ソーケン代表取締役社長の有吉徳洋さんが「木の再生プロジェクトから東北被災地の明日へ!ソーシャルビジネスで“つながる”プロジェクトの継続」と題して、社会的課題を解決する手法としてのソーシャルビジネスについて語る。
会場では、神奈川県が4月以降に実施を予定している、企業とNPOの連携を仲介しマッチングの機会を提供する「パートナーシップ支援事業」についての説明も行われる。
神奈川県県民局NPO協働推進課の杉野信一郎課長は「今回のフォーラムは、企業とNPOの協働に先駆的に取り組まれてきた岸田眞代さんの基調講演や、企業で一から社会貢献活動を立ち上げた喜録英子さんと、ソーシャルビジネスや被災地支援に積極的に取り組むソーケンの有吉徳洋代表取締役社長の事例紹介など、興味深い内容になっています。また、神奈川県では来年度から、企業とNPOのマッチングを行う『パートナーシップ支援事業』を行う予定です。当日は、それについても説明を行いますのでぜひお越しください」と話している。
会場はかながわ県民センター 2階ホール。開催時間は13時~16時。定員100人。参加費無料。申し込み・詳細は神奈川県ホームページで。