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横浜で「非営利組織フォーラム」ーパブリック・サポートを考える

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 かながわ国際交流財団と神奈川県は3月3日、「私たちが担う公共空間~パブリック・サポートの輪を広げて~」をテーマに「かながわ非営利組織フォーラム」を開催する。

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 同フォーラムは、国会で改正NPO法と税制改正法が成立するなど、寄付制度が身近になる中で、非営利活動に対する寄付の文化を育むために必要なことや、寄付という形式にこだわらず、地域社会を支えるサポートを育むための仕組みとして、どのようなものが考えられるのかを考えていくことが狙い。

 当日は、日本NPOセンター事務局次長の坂口和隆さんによる基調講演「市民的公共性を育む寄付文化の醸成とパブリック・サポート」に続き、「市民ファンド推進連絡会」、三翠会「湘南タゲリ米」、スローハンド「ぶらい庵」(認知症対応通所介護事業所)の3つの活動事例を紹介する。登壇者は鈴木健一さん(市民ファンド推進連絡会世話人/神奈川子ども未来ファンド理事)、樋口公平さん(湘南タゲリ米プロジェクトリーダー)、鈴木光永さん(ぶらい庵施設長)。

 その後に、「寄付をはじめとするパブリック・サポートのさまざまなかたち」をテーマにグループワークが行われる。

 かながわ国際交流財団の清水紀人さんは「震災を通して、私たちは地域社会の大切さを改めて感じました。私たち一人ひとりが、できることを通して公共空間を広げていくことで、人と人とのつながりも強くなっていくと思います。フォーラムでは県内の事例も紹介しながら、私たちが公共空間とつながり、広げていくさまざまな方法について考えます。県内事例では、低農薬の米づくりを通して『お米を食べて、米焼酎を飲んで自然保護』を行っている三翠会や、認知症高齢者対象の『デイサービスを通したまちづくり』に取組むNPOスローハンドなども発表します」と話す。

 会場は神奈川韓国会館・7階多目的ホールで、開催時間は10時~17時。参加費1,500円(非営利組織スタッフは1,000円)。参加者には過去の報告書「非営利活動の正当性を問う」を配布。

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