ベイサイドヨコハマ(横浜市中区新山下3)で3月18日、新山下みなと縁日「HATOBA」が開催される。
HATOBAは、音楽と飲食を通して地域振興を図るミュージック・カルチャーフェスティバル。ベイサイドヨコハマで2009年にスタートした「ベイサイドフェスタ」を、4回目を迎える今年より「HATOBA」と名称を改め、規模を拡大して実施する。
当日は、古き良き横浜港の歴史が感じられる新山下地区を舞台に、音楽やアート、グルメなど「昭和」のカルチャーをベースに盛り込んだ多彩なイベントを行う。
今回のテーマは「トリビュート」。メーンステージに「THE BEAT★RUSH」「THE BEGGARS」「バンディーズ」「いとしのエリーズ」ら邦楽・洋楽計8組のトリビュートバンドが出演し、サザンオールスターズやキャンディーズ、ビートルズ、ローリング・ストーンズなどの音楽を再現する。ディスコフロアには、伝説のディスコDJやダンサーが登場する予定。司会はFMヨコハマのDJ栗原治久さんと植松哲平さん。
会場にはレトロ酒場「呑BAY横丁」が限定オープンし、工場直送の樽詰めホッピーをはじめ、モツ焼き、はんぺんチーズフライ、生ハムやホットドッグ、カレーライス、ピザなどを提供。「ベイサイド縁日」には駄菓子屋が出店し、ヨーヨー釣りや輪投げ、射的、金魚すくい、ヤドカリ釣りなど、昭和のレトロな遊びが楽しめる。
そのほか、新鮮な野菜や花・海産物を提供する「ベイサイド朝市」、古着屋や昭和の骨董品屋、占いの館などが出店する「びっくり闇市」も。
有志蔵元の会による「日本酒利酒酒場」では、陸奥八仙(青森)、刈穂(秋田)、自然郷(福島)、夜明け前(長野)などを販売し、収益を東日本大震災で被災した酒蔵(福島県矢吹町)の復興支援に充てる。
主催するベイサイドフェスタ実行委員会事務局の中山仁さんは「このイベントを通して横浜の音楽やカルチャーシーンを更に盛り上げ、次の世代につなげる役割を果たしていきたい。今後も地元密着型のお祭りとして、家族や友人達で楽しめるイベントを継続していく予定です。昔懐かしい縁日や立ち飲み横丁が立ち並ぶノスタルジー遊園地『HATOBA』に遊びに来てください」と話す。
開催時間は14時~21時。雨天決行。料金は前売2,000円、当日2,500円。中学生以下、65歳以上は無料。チケット販売はローソンチケット。問い合わせはベイサイドフェスタ実行委員会(TEL 045-623-8906)まで。