Twitter(ツイッター)やUstream(ユーストリーム)などのソーシャルメディアを利用し、誰でも自由に受講できる講座を実施してインターネットで放送する「ツブヤ大学」は3月30日、春風社(横浜市西区紅葉ヶ丘53)で「BooK学科 ヨコハマ講座~よこはま 本への旅~」を開催する。
「BooK学科 ヨコハマ講座」は、昨年10月に開始。毎月横浜にゆかりのある本にまつわるゲストを招いて話を聞き、その様子をインターネットで中継する。「6限目」となる今回のテーマは「図書館はこんなに面白い!」。神奈川県立図書館の林秀明館長を迎え、横浜の出版社「春風社」代表の三浦衛さんがインタビュアーとして対談する。
林さんは、1952年石川県生まれ。1976年に神奈川県庁に入庁。現在は、神奈川県立図書館館長と県立川崎図書館の館長を兼任している。県庁の自主研究グループ「読書会」を組織し、共同機関紙「月刊自主研ニュース」の編集に携わった。共著に「ロボットのいるくらし」(日刊工業新聞社)がある。
三浦さんは「当日は、スライドを見ながら県立図書館を総ざらいするほか、杉田玄白の『解体新書』など貴重な『ほんもの』をご披露します。現役館長がこれからの図書館のあるべき姿、かしこい活用法について語ります」と話す。
講座は20時~21時。参加費は1,000円。定員50人。講座の模様はUstreamでインターネット中継する。申し込みはツブヤ大学ホームページ、または電話(春風社:045-261-3168)で受け付ける。
ツブヤ大学は、横浜市内に拠点を置くNPO法人ツブヤ・ユニバーシティーによる運営。Twitter上で盛り上がりを見せた架空の区「粒谷区(ツブヤク)」の活動の一環としてスタートし、昨年1月にNPO法人として認可を受けた。