桜の開花に向けて、観光・遊覧船事業を展開する各社はそれぞれ、大岡川沿いの桜を楽しむ「お花見クルーズ」の運航を企画している。
京浜フェリーボート(横浜市中区海岸通1)は4月15日まで、桜木町から黄金町にかけての大岡川沿いの桜並木を船上から観賞できる「大岡川お花見クルーズ」を実施。「お花見クルーズ」(約50分、2,000円)と18時以降の「夜桜クルーズ」(約70分、3,000円)を用意する。乗船場所は水上バス乗り場「ピア日本丸」。
ポートサービス(中区山下町2)は4月10日まで、大さん橋を出航後、みなとみらい地区を経由して大岡川へ向かう「桜満開クルーズ」を運航。小型ボートによる約60分間のクルーズで、出航場所は横浜大桟橋。乗船料金は昼間便が大人2,000円・子ども1,000円、夜桜便が大人3,000 円・子ども1,000円。
濱進(金沢区金沢町103)では、屋形船で桜を楽しむ「横浜大岡川お花見プラン」を4月15日までの開花中に開催。「お花見ランチクルーズ」(約60分)と「お花見ディナークルーズ」(120分)を用意し、乗船料金はランチタイムが「濱進特製お花見弁当」付きで大人6,300円、子ども4,200円。ディナータイムは大人7,500円~、子ども4,200円(いずれも料理代込み)。乗船場所はランチ=ぷかり桟橋、ディナー=大さん橋またはぷかり桟橋。
WEB企画・制作プロダクション「メイグラフィックス」(中区海岸通3)は、4月7日に横浜イベント倶楽部「横浜大岡川お花見クルーズ」(約60分)を実施。乗船料金は、特注お花見弁当とワンドリンク付きで大人3,500円、小学生2,500円。集合は「ピア日本丸」。
メイグラフィックス イベント事業部の林芳美さんは「長くて寒い冬がやっと終わり、桜の季節がやってきました。これから大岡川の両岸に咲き誇る桜並木を見上げながら、小さな船旅をお楽しみ下さい」と話す。
大岡川の両岸は日の出町から上大岡付近まで約800本の桜並木が続いており、桜の名所として知られている。川幅はそれほど広くないため、桜の花が川にせり出した様子を船上から眺めることができる。
各クルーズの詳細・予約は、それぞれの運航会社まで。