横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で春のフラワーイベント「フラワーガーデン2012」が開催されている。
赤レンガ倉庫は1911年に横浜税関の関連施設として創設された歴史的建造物。2002年4月12日に官民共同のリノベーションにより文化・商業施設としてリニューアルオープンした。会期中は、横浜赤レンガ倉庫の開館10周年を記念し、10テーマの庭園を約50種類・3万株の花々で彩る。
約1,500平方メートルの花壇には、序(はじまり)の景、歴史の景、水の景、和(なごみ)の景、幸せの景、夢の景、未来の景など、趣きの異なる10テーマの庭園を展開。「歴史の景」は、横浜の歴史を象徴する赤レンガ倉庫やガス灯をモチーフにした庭園で、 マリーゴールドやキンギョソウ、バーベナ、ディモルフォセカで演出している。「水の景」にはスイートアリッサムやデージー、ノースポール、わすれな草の花々を装飾し、横浜港の波模様を表現。夜間はフラワーガーデン全体が赤レンガ倉庫とともにライトアップされる。
フラワーガーデンのエントランス付近には、巨大バースデーケーキをモチーフにした直径1.8メートルの花のオブジェ。赤レンガ倉庫1号館1階には、赤レンガ倉庫1号館を模した全長150センチのフェイクデコレーションケーキが展示されている。
赤レンガ倉庫の広報担当者は「1号館と2号館の間に設置された高さ3メートルの展望デッキからは、ダイナミックなガーデン全景を臨めます。美しい撮影スポットがたくさんありますので、庭園を回遊しながらお気に入りのポイントを見つけて頂けたら」と話す。
入場無料。4月22日まで。