ビジネスと社会課題解決を両立させようとする社会起業家を養成するビジネススクール「YSBスクール」は、mass×mass関内フューチャーセンター(横浜市中区北仲通3)で開講する第1期(5月~6月)受講生を募集している。
「YSBスクール」は、社会起業家の事業継続の支援に特化したビジネススクール。内閣府の「新しい公共支援事業」交付金により「神奈川県新しい公共の場づくりのためのモデル事業」の一環として実施する。
同スクールでは、社会課題の解決に役立つ事業計画を作るためのさまざまな概念から、社会企業、助成金、法人設立などの最新事例の紹介といった実践に役立つ知識まで、社会起業家のビジネスプランづくりに必要な授業を無料で受けることができる。
開催は、水曜(18時30分~21時)と土曜(9時30分~12時30分、13時30分~16時30分)。修了生のうち優秀者には、関内フューチャーセンターフリーシート優待制度を用意する。第1期受講生の募集期間は5月7日まで。
YSBスクールプロデューサー兼専任講師の野竿達彦さんは「YSBスクールは、NPO法人など社会的企業の事業継続の支援に特化したスクールです。具体的には『巻き込み力、強み、本能への訴求、伝達力、仕事力』などの支援に力点を置き、従来からある社会企業の定義にこだわり、自分様視点で走らせる頭デッカチな支援とは一線を画しています。『事業継続するにはどうすればいいか』。ここに支援、学びを集中させ、ソーシャルビジネスを超社会貢献的ベンチャービジネスとして捉え、お客様視点の醸成、収益の仕組みをしっかりと作り上げてもらうために実践的なカリキュラムをラインナップしています」と話す。
主催の起業家支援財団は、将来起業家を志す大学生・大学院生などに対する学生起業家支援事業、若手起業家や企業幹部に対する青年起業家支援事業などを展開している。昨年度まで2年度にわたり実施していた「iSB公共未来塾」の横浜地区での運営を担当していた。