横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に4月28日、バハマ船籍の大型客船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ(Legend of the Seas)」が寄港する。
「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」はロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航する1995年5月に竣工(しゅんこう)した豪華客船。2010年5月に横浜に初入港し、2012年は8回の横浜寄港を予定している。
船内にはロッククライミング壁面や「レジェンド・オブ・ザ・リンクス」と名付けられた本格的なミニゴルフ場、フィットネス&スパやプール、大型シアターなどを完備。インテリアはヨーロッパ調にまとめられ、外光を多く取り込めるレイアウトが施されている。
総トン数は69,130トン、全長264メートル、全幅32メートル、乗客定員は2,076人。同客船は「済州島・上海クルーズ」の一環で、28日6時に青森から横浜港に着岸し、同日17時に神戸に向けて出航する。5月の寄港は6日、14日、22日、28日の4回。
28日には、ロシア船籍の客船「プロフェッサー・クロモフ(Professor Khromov)」(総トン数は1,764トン)も横浜港に着岸し、同日12時にナホトカに向けて出航する予定。
横浜市港湾局賑わい振興課の大徳昭子さんは「2年ぶりにレジェンド・オブ・ザ・シーズが横浜港にやってきます。17時の出航時には消防音楽隊の演奏など記念イベントも行う予定です」と話す。