横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に5月4日、バハマ船籍の大型客船「オーシャン・ドリーム」が初入港する。
オーシャン・ドリームは、1981年にデンマークで建造された豪華客船。多数のホールやラウンジのほか、3つのプール、2つのジャグジーを含むデッキスペースを備える。総トン数は35,256トン、全長205メートル、全幅26.5メートル、乗客定員は1,422人。運航会社はSeaHawk Panama。4日8時30分に横浜港に着岸し、4日・5日にオーシャン・ドリーム号の船内見学会が行われる。
同客船は、横浜発着の102日間の船旅「第76回ピースボート地球一周の船旅」(5月8日~8月17日)に使われ、タイのプーケットや、スウェーデン、ノルウェー、アイスランドといった北欧の国々を巡り、グリーンランドのイルリサットアイスフィヨルド沖を遊覧する。
76回クルーズには、エクアドル在住の八弦ギター奏者・小林隆平さん、放送大学教授(国際政治・中東研究)の高橋和夫さん、スリランカ専門家・和光大学教授の澁谷利雄さん、元共同通信中南米記者の伊高浩昭さん、落語家の古今亭菊千代さん、ラッパーのGAKU-MCさんらが乗船予定。
横浜市港湾局賑わい振興課は「今年も横浜港客船フォトコンテスト2012が開催され、今回は、大さん橋国際客船ターミナルと横浜赤レンガ倉庫のリニューアルオープン10周年を記念しての特別賞もあります。是非おいでいただき、横浜港と客船の写真を撮影してください」と話す。