みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市西区みなとみらい5)で5月1日より、「宇宙」をモチーフにしたショートフィルムを公開している。
作品は、宇宙飛行士が星に降り立ち、あるパラドックスに遭遇するドラマ「宇宙飛行士ユリ・レノン」(2010年、ドイツ・スイス)、新鋭アニメーターによるシュール・コメディ「スキゼン」(2008年、フランス)、コメディ「宇宙家族」(2009年、日本)など全4作品。
5月5日には、17時10分の回の上映終了後、国際宇宙ステーション「きぼう」の日本実験棟を運用する民間企業「有人宇宙システム(JAMSS)」からゲストを招いたトークイベントを実施。民間人初のフライトディレクター土田哲さん、宇宙飛行士交信・訓練を担当する醍醐加奈子さんらが登壇し、宇宙飛行士の訓練や国際宇宙ステーションでの仕事、宇宙に滞在中のエピソードなどについて語る。
シアターカフェでは、宇宙プログラムと連動した特別メニューとして、「惑星ソーダ」(500円)や「惑星ソーダカクテル」(700円)、「ブラックホールアフォガード」(500円)、フリーズドライ製法による宇宙食の限定発売も。
同シアター広報担当の高橋秀幸さんは「小惑星探査機『はやぶさ』や、映画『宇宙兄弟』、日本で25年ぶりに観測できる金環日食など、宇宙に関する話題が飛び交う中で『宇宙プログラム』を企画しました。ゴールデンウィーク期間は映画鑑賞に加え、子どもを対象にしたポップコーンのプレゼント、バルーンアート(5月5日)もご用意しています」と話す。
開館時間は10時~22時。火曜休館。チケットは大人・学生1,000円、小人(3歳~中学生)・シニア800円。「宇宙プログラム」は5月31日まで。
有人宇宙システムは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携し、国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士が実施する装置の操作や宇宙実験手順の開発、宇宙飛行士訓練、JAXA筑波宇宙センターから「きぼう」の運転など、地上で最も宇宙に近い仕事を担当している。