紳士服販売の大手AOKIグループは、横浜みなとみらい21新港地区に、大型ウエディング施設「アニヴェルセルみなとみらい横浜(仮称)」を、2013年秋をめどにオープンする。
AOKIグループは、1998年から結婚式場事業を展開。今回計画されているのは国内14番目の施設で、敷地面積約18,000平方メートル、地上5階建て、趣きの異なる2つのチャペルと7つの披露宴会場を備え、完成すれば、グループのウエディング施設の中では最大規模となる。
みなとみらい21新港地区は横浜の顔ともいえる観光地。建設予定地は、シンボル的存在になっている観覧車に近く、ランドマークタワーや日本丸といった施設とも至近で、三方が海にひらける16街区と呼ばれる地区。敷地の借地契約がまとまり次第、工事に入る。投資金額は約100億円、年間約50億円の売上を目指す。着工は今年7月、完成は来年8月を予定している。
同グループの結婚式場事業は全国13の施設で展開されている。ゲストハウス式のウエディングの人気をうけて好調で、今回新しくオープンする施設では、年間1,200組の利用を見込んでいる。
AOKIホールディングスの連結子会社でゲストハウスウエディング事業を展開している「アニヴェルセル」(横浜市都筑区)は、「横浜みなとみらい地区は年間5,800万人が訪れる首都圏有数の観光地。町を行きかう人にも祝福の拍手をいただきながら、一生の思い出に残る記念日を創出したい」と話している。