横浜市中区の関内エリアで6月9日、1,500人の男女でグルメと出会いを楽しむ合コンイベント「第5回 関内・濱コン」が開催される。
同イベントは、「横濱を愛する日本中の人、濱コンへ集合」をテーマに、「バラエティー豊かな濱のグルメ」と「そこにある出会いを楽しむ」ことをコンセプトに昨年6月に第1回目が開催された。主催は、横浜出身の若手メンバーで構成された「濱コン事務局」。関内まちづくり振興会の協力により、関内地区のレストラン、バー、居酒屋などの飲食店が参加する。
5回目となる今回は、関内エリアの約40店舗が参加。街を自由に回遊しながら、新しい出会いを見つける。参加者には受付時にリストバンドと地図が渡され、スタート後30分間のみ指定された店舗で飲食。2店舗目以降は、リストバンドの提示で各店舗最大60分、自由にエリア内の店舗を移動することができる。
参加者は3回の抽選により決定。5月8日に実施された1回目の抽選で400人、15日の抽選では300人が決定。3回目の抽選は5月22日の予定。
受付会場は、みなとみらい線「馬車道駅」構内(横浜市中区本町5)。開催時間は13時~16時30分(受付開始は11時30分)。参加対象は20歳以上の男女で、定員1,500人。参加料は事前申込制で、男性6,500円、女性4,000円。
また、濱コン開催1周年を記念し「横浜飲食店活性化プロジェクト」として、参加店舗で使用できる「1,000円食事券」を5,000枚発行する。フェースブックで交換券を発行し、6月9日に食事券と引き換える。イベント参加者以外でも利用でき、配布期間は5月31日まで。
濱コン事務局の渡邉大輔さんは「昨年の震災以降横浜市内の飲食店を盛り上げたいと始めた濱コンが無事1年を迎えることが出来ました。第1回目のイベント参加者から結婚が決まったカップルが1組誕生するなど、多くの方の人生や生活に少しは影響を与える事が出来たことをうれしく思います。今回のフェースブッククーポン連動型の地域活性化企画は全国で初の試みですが、企画が短期で終わることが無いよう、今後も新しい企画を取り入れ横浜の活性化につなげていきたい」と話す。
数百人~千人規模の合コンイベントは全国各地で行われており、地域活性化の手法として注目を集めている。濱コンでは、3月にプロバスケットbjリーグ「横浜ビー・コルセアーズ」、5月にはプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」とのタイアップイベントを実施している。