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山下公園前面海上で「横濱ドラゴンボートレース」-4,000人が参加

「横濱ドラゴンボートレース」の様子

「横濱ドラゴンボートレース」の様子

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 横浜ドラゴンボートレース協議会は5月26日・27日、6月2日・3日の4日間、山下公園前面海上で「横濱ドラゴンボートレース2012」を開催する。

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 ドラゴンボートは古代中国で生まれた世界最古の手こぎ舟の競漕で、1976年に香港国際龍舟祭りでスポーツ競技化されて以来、世界38カ国以上で行われている。レースでは、紀元前の中国から伝わる龍の頭と尾を持った長さ約12メートルのボートに18人のこぎ手と太鼓手、舵取りが乗り込み、山下公園前海上の直線260メートルのコースでスピードを競う。動員目標は4日間で7万人。

 試合スケジュールは、「サタデーチャレンジ カップ」(5月26日)、「サンデーチャレンジ カップ」(5月27日)、「JBグループカップ」(6月2日)。最終日の3日には、「コカ・コーラ セントラルジャパン カップ」「香港カップ」「インターナショナル チャンピオンカップ」が行われる。

 山下公園内には、ビールや各種フードを提供する飲食ブースを設置。開催時間は日程による。観覧無料。雨天決行。

 NPO法人「横浜国際ドラゴンボート協会」の事務局は「真剣に戦い、真剣に楽しむ。今年も手に汗握る白熱のレースが展開されます。近年では4日間で約200チーム・4,000人が参加しており、選手だけではなく訪れる誰もが楽しめる大会です」と話す。

 横浜観光コンベンション・ビューローは香港からの観光客の誘致を図り、今年3月に香港政府観光局と「友好親善協定」を締結。「双方向観光需要拡大」を目的に、「ドラゴンボート」「クルーズ」「夜景」など共通の誘客アイテムをテーマにプロモーションを実施する。

 ドラゴンボートレースは、横浜では1994年に「第13回横浜どんたく開港祭」(現在の横浜開港祭)のイベントのひとつとしてスタートし、2000年まで横浜青年会議所が主催。2001年にNPO法人「横浜ドラゴンボートレース実行委員会」が設立され、市民の手により企画運営されている。2007年にNPO法人「横浜国際ドラゴンボート協会」に法人名を改称。

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