横浜人形の家(横浜市中区山下町)でファッションドール「ブライス」10周年記念展覧会「10 ハッピーメモリーズ at 横浜人形の家」が開催されている。
CWC限定10thアニバーサリーネオブライス「テンハッピーメモリーズ」
同展は、ブライスの日本デビュー10周年を記念した特別企画。歴代のブライスから最新作まで約380点のブライスを一挙に展示し、ブライスの魅力とその歴史を紹介する。
ブライスは、1972年にアメリカ・Kenner社で1年間のみ制作販売された幻の人形(通称ヴィンテージ)。グレープフルーツ程の大きな頭にきゃしゃなボディ、4色(ピンク・ブルー・グリーン・オレンジ)に変化する大きな瞳が特徴。日本のクロスワールドコネクションズ(CWC)のプロデュースにより、2001年6月より復刻版(ネオブライス)が発売されている。
期間中は、10周年を記念して制作されたアニメーションを上映し、今までに販売された全てのドール380点以上(ネオブライス約175種、プチブライス約200種、ミディブライス約5種)、各ブライスのイメージに合わせてデザインされたパッケージ約80種を展示する。6月2日には、同館3階「ブライス期間限定ショップ」で希少なネオブライスドールの販売を行う。
ブライスのトータルプロデューサーを務める、CWC代表ジュンコ・ウォングさんは「ひとつの顔なのに、なぜか見るたびに違う表情で語りかけてくるようなドール、それがブライスです。日本メディアに初登場したブライスモデル『パルコリミテッド』や、歴代のアニバーサリードール、コラボドールなど、この10年間で少しずつ変わってきているブライスの顔の形、肌の色も楽しんでいただけたら」と話している。
会場は横浜人形の家 3階「第三展示室」。開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。特別企画展入館料は、大人(高校生以上)400円、こども250円(小・中学生)。6月3日まで。