石川町に立ち飲みスタイルのワインバー「鯖寅果実酒商店」(横浜市中区石川町5、TEL 045-651-1039)がオープンした。
「鯖寅果実酒商店」という店名は、近隣にいるサバトラ柄の猫に由来し、招き猫の意味合いもあるという。店内は、業者に頼らず、設計を含め5カ月間かけて施工。白を基調とした内装で、ワインショップを併設した立ち飲み空間をイメージしている。店舗面積は約13平方メートル。農薬や保存料をほとんど使わない自然派ワインを中心に50~60種類のボトルワインを提供する。
同店プロデューサーの国井竜児さんは、知人が勤めているワインショップで自然派ワインと出会った。「初めて飲んだときに衝撃が走り、この味を横浜で広めたいと思った」と振り返る。
メニューは、スペイン産の生ハム「ハモンセラーノ」(300円)、チーズソムリエ世界大会2位の井上裕子さんが選んだ「世界のチーズ各種」(500円~)、「あさりのワイン蒸し」(500円)など。ドリンクは、「自家製サングリア」(400円)、りんごジュース(300円)など。ワインはフランス・イタリア・スペインの銘柄が主で、「こぼれスパークリングワイン」(500円)、「日替わりグラスワイン」(400円~)、「自家製季節の果実酒・果実酢」(400円~)などをそろえる。店内でボトルワインを飲む場合は、1本につき抜栓料500円。
同店料理長の中川ひかりさんは「自然派ワインと自家製果実酒が気軽に楽しめる立ち飲み屋です。本場のバールのようにお店に来た人同士が自然と友達になれるようなアットホームさが売りです」と話す。
営業時間は17時~23時(ラストオーダー22時30分)。