横浜高島屋(横浜市西区南幸1)に、アーティストと障害者が協働で製作した手作り雑貨ブランド「スローレーベル」を販売する期間限定ショップ「スローレーベルショップ in 横浜高島屋」がオープンしている。
期間中は、スローレーベルの定番商品をはじめ、織り手の気分が「糸」や「色」で表現された「スローファブリック」を使った新作など一点モノの手づくり雑貨を販売する。
商品は、スポンジモグラ(1,890円)、tactile envelope(530円)、ちくちくばっぐ(2,625円)、botao(1,050円)、MIZUTAMARI(コースターサイズ 950円)などの定番アイテム。残糸や残布、毛糸を主な原料とする織物「スローファブリック」、好きなパーツ(鼻緒、カラー、サイズ)を組み合わせて制作するセミオーダー商品「草履型のルームシューズ」など。
横浜ランデヴープロジェクト事務局の田辺由保さんは「今回は新たな試みとして、セミオーダーで仕立てる『SLOW CUSTOM-MADE LINE』をスタートします。お好みの鼻緒を組み合わせて、世界に一つしかないルームシューズをお楽しみいただけたら」と話す。
開催時間は10時~20時。問い合わせは横浜ランデヴープロジェクト事務局(TEL 045-274-8673)。6月12日まで。
文化芸術創造都市を目指す横浜市は、象の鼻テラスを拠点として2009年より「横浜ランデヴープロジェクト」を展開。横浜市内の障害者施設や企業と国内外で活躍するアーティストをつなげ、特色を生かしたものづくりとその新しい仕組み作りに取り組んできた。スローレーベルは、その取り組みの中から誕生した、全て一点モノの手づくり雑貨ブランド。