一般社団法人「横浜みなとみらい21」(横浜市西区みなとみらい2)は7月6日の夜、みなとみらいエリアで「七夕あんどんキャンドルナイト」を開催する。
同イベントは、地球温暖化防止を訴える環境啓発活動の一環。クールアース・デーにちなみ、2010年から開催している。昨年は、東日本大震災の被災者への励ましや、復興への願いを添えた七夕にちなんだ絵柄を募集し、採用された220点の絵柄の「あんどん」キャンドルがみなとみらい地区各所に設置された。
3回目を迎える今年も、横浜市が取り組んでいる脱温暖化行動の推進事業「七夕ライトダウン・キャンペーン」と連動して開催する。
当日は、横浜美術館前のグランモール公園内「美術の広場」・「みなとみらいグランドセントラルテラス前付近」、高島中央公園、新港地区「汽車道」・「新港中央広場」の5カ所で、あんどんキャンドルに火がともされる。開催時間は17時~21時。荒天時中止。
横浜みなとみらい21は「七夕」や「環境」をテーマにしたあんどんの絵柄を募集しており、申込締切は6月29日。クイーンズスクエア横浜のクイーンモール2階「みなとみらいギャラリーA」で、7月10日から7月16日まで、採用された絵柄の作品展示会を行う。
横浜みなとみらい21企画調整部の浜谷英一さんは、「今年はあんどんの点数を増やし、前回の1カ所から5カ所になり、大きく設置する場所が広がります。点数は、前回の440点から700点ぐらいを予定。あんどんの灯りを眺め、このイベントを意識してもらうことで、環境について考える機会になれば」と話している。
七夕ライトダウン・キャンペーンは、環境省の呼びかけにより2003年から全国で実施されている地球温暖化防止活動「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」の一環。今年も、みなとみらい21地区では、7月6日の20時~20時10分の10分間、商業施設、集客施設、業務施設、宿泊施設のイルミネーションやオフィス照明などの一斉消灯を呼びかけ、脱温暖化行動の実践を目指す。