マリン施設を経営する「平野ボート」(横浜市磯子区新杉田町2)は7月7日、横浜中華街をイメージした横浜ワイン「チャイナロゼ」の限定発売を開始した。
横浜ワインは、横浜の歴史や文化をワインの味やラベルで表現したコンセプトワイン。これまで、横浜の姉妹都市フランス・リヨン生まれの「横浜ワイン」(赤)、横浜の海をイメージした「横浜ワイン」(白)を販売してきた。今回初めて、中華街との友好をイメージしたロゼワインを提供する。
新商品「チャイナロゼ」は、中華料理とも相性のよい穏やかな酸味と軽い飲み心地が特徴で、チェリーやキャンディーの香りをもつ。フランスのラングドック地方で造られた辛口の無農薬ワイン(2010年ヴィンテージ、ロゼ)で、品種はカリニャン100%。容量は750ミリリットル。アルコール度数13.5%。価格は2,200円。600本限定で販売する。
アートラベルの中央には、友好を表すハトと絆(きずな)を意味する「つながりあう手」のイラストを配置。牡丹(ぼたん)の花を中国の伝統芸術「花文字」のイメージで描き、善隣友好の文字をラベル上部に入れている。
同ワインは、フランスで制定されたAOC法(原産地呼称統制)の中で最高ランクのAOCワインで、オーガニック認証団体「エコセール」認証のABマークワインに格付けされている。
横浜ワインの有本恵理さんは「異国情緒を感じさせる横浜中華街で、皆で楽しく飲めるハッピーなロゼワインを広めてゆきたい。ラベルには、横浜がこれからも中華街と共に手を取り合って、発展しますようにとの思いが込められています」と話す。
販売はヨコハママリーナ内、横浜ワイン販売コーナー(磯子区新杉田町2)、または横浜ワインのホームページで。横濱中華街の「美食酒楼 心龍」(中区山下町146)でも提供している。問い合わせは横浜ワイン(TEL 045-778-1007)まで。